山本 健太(やまもと けんた)
薬剤師 / 栄養学修士 / 東京メンズクリニック顧問
ご挨拶:なぜ私が「男性の健康」について語るのか
はじめまして。 このサイトの監修を務めております、薬剤師の山本健太です。
数ある健康情報サイトの中から、当サイトへお越しいただき、誠にありがとうございます。
私がこのサイトを通じて皆様にお伝えしたいことは、たった一つです。 それは、**「科学的根拠に基づいた正しい知識こそが、あなたの活力と自信に満ちた毎日を取り戻すための、最強の武器になる」**ということです。
インターネットを開けば、男性の活力に関する情報は星の数ほど見つかります。しかし、その中には、個人の体験談が誇張されたものや、商業目的の根拠の薄い情報が紛れていることも少なくありません。
薬剤師として、そして栄養学の研究者として、人の健康に携わる専門家の立場から、そうした状況に強い危機感を覚えてきました。
だからこそ、この場所では、私の持つすべての知識と経験を動員し、一人でも多くの方が「本物の情報」にたどり着き、ご自身の身体と真摯に向き合うためのお手伝いをしたい。その一心で、監修・執筆にあたっています。
私の歩み:製薬会社の研究者から、男性の悩みに寄り添う専門家へ
私が「健康」の世界に足を踏み入れたのは、国立保健医療大学薬学部での学びが原点です。そこでは、薬が人の身体にどのように作用し、病気を治していくのかという「薬学」の面白さと厳しさを徹底的に叩き込まれました。
大学卒業後、私は国内大手の製薬会社に入社し、研究開発部門に籍を置きました。そこで与えられたミッションは、世界中から集められたハーブや動植物など、**「天然由来成分」**の可能性を探ること。10年という歳月を、その研究に没頭しました。
東洋で古くから伝わる伝統的な植物から、最新の科学技術で分析された微量栄養素まで。一つの成分が持つ力を解き明かし、それが人の健康にどう貢献できるのかを追求する日々は、知的な興奮に満ちたものでした。この経験が、私の専門家としての揺るぎない土台となっています。
しかし、研究を進める一方で、ある想いが日に日に強くなっていきます。 それは、**「薬は病気を治すためには不可欠だが、人々が本当に求めているのは、病気にならない身体、そして日々をエネルギッシュに過ごすための活力ではないか?」**という想いです。
薬学が「マイナスをゼロに戻す」学問であるならば、栄養学は「ゼロをプラスに引き上げる」学問です。この両輪が揃って初めて、真の健康が手に入ると確信した私は、製薬会社に籍を置きながら大学院の門を叩き、「栄養学」の修士号を取得しました。
この**「薬学」と「栄養学」という2つの専門性を持つこと**が、私の最大の強みであると自負しています。
現在の活動:臨床現場のリアルな声と、専門家としての情報発信
現在は、これまでの経験を社会に還元すべく、複数の立場で活動しています。
その一つが、「東京メンズクリニック」の顧問としての役割です。 ここでは、男性特有の悩み(ED、AGA、男性更年期など)の最前線に立ち、最新の治療法に触れるだけでなく、多くの男性が抱えるリアルな悩みや不安の声を、直接耳にしています。研究室のデータだけでは決して見えてこない、一人ひとりの切実な想いに触れるこの経験は、私の知識をより実践的で血の通ったものにしてくれています。
そしてもう一つの活動が、このサイトのような専門メディアでの執筆活動です。 クリニックで出会う方々の悩みに応えるように、また、かつての私のように情報不足で悩む方を一人でも減らせるように、科学的根拠に基づいた正確で分かりやすい情報を、一つひとつ丁寧に紡いでいます。
このサイトで約束すること
- 薬剤師の視点から、成分の安全性や医薬品との相互作用について、厳しくチェックします。
- 栄養学修士の視点から、身体のメカニズムに基づいた、成分の有効性を科学的に解説します。
- 臨床現場に携わる者として、机上の空論ではない、現実の悩みに寄り添った情報を提供します。
あなたの活力あふれる毎日をサポートする、信頼できるパートナーとして。 このサイトが、あなたの健康リテラシーを高める一助となれば、専門家としてこれに勝る喜びはありません。
どうぞ、ごゆっくりとサイト内の記事をご覧ください。
【経歴・所属】
- 学歴
- 国立保健医療大学 薬学部 卒業
- 同大学大学院 栄養科学研究科 修士課程修了
- 資格
- 薬剤師
- 栄養学修士
- 職歴
- 大手製薬会社 天然成分研究開発部門(10年間)
- 現:東京メンズクリニック 顧問
- 所属学会・団体
- 日本薬剤師会 会員
- 栄養療法学会 理事